【必見】フィリピンで余った料理を持ち帰るときの方法

生活
Sharon

 昨日は、研究室にきていたインターン生の研修最終日だった。研究室にインターン?と思うかもしれないが、今回のインターン生は高校生だったので日本で言うところの研究室見学のようなものだった。最終日ということでインターン生の最後の課題であるインターン中に学んだことについてのプレゼンが終了したあと、インターン修了証の授与が行われた。このときに、インターン生だけでなくインターン中にレクチャーを担当した生徒に対しても教授から感謝状が授与される点が日本と違い新鮮だった。フィリピンではこうした感謝状をたくさん集めておくと、留学の選抜や就職のときなどに有利になるのだそうだ。

 修了証の授与が終わると、ランチパーティーが行われた。超大量のおかずにご飯、Palabok、ピザ、ケーキ、アイスと超豪華な内容だった。Palabokとはフィリピンの麺料理の一つで、赤いソースが絡んだ麺の上にゆで卵やえび、豚の皮などがのっている料理である。赤いソースについては、何人かに何のソースか聞いたがピリ辛のソースとしか返ってこなかったのでよくわからなかった。

きょうの料理たち

おかずはフィリピン料理として定番のものが並んでおり、左からLumpiang Shanghai(ひき肉の春巻き)、豆腐と豚肉のSisig、Chopsuey(野菜炒め)、Lechon Kawali(豚肉のカリカリ揚げ)、Fried Chickenである。私のお気に入りは豆腐と豚肉のSisigで、厚揚げみたいな豆腐とカリッと揚がった豚肉が酸っぱ辛いソースとマッチしていた。奥にある鍋はご飯が入っており、隣がチョコレートケーキである。チョコレートケーキのクリームは生クリームではなく、謎のメチャクチャ甘いクリームであまり好みではなかった。

こんなにたくさんあって食べ切れるのかと思うかもしれないが、もちろん食べきれない。帰り際にそれぞれがタッパーを持ち寄り持って帰っていた。私が何を持って帰ろうかと迷っていると、「Bring back a sharon!」と言われタッパーを渡された。Sharon?そんな料理あったかなと思って聞いてみると、Sharonとは余った料理を包んで持ち帰ることを意味する単語らしい。フィリピンの有名な女優であるSharonさんの息子がパーティーの後残った料理を包んで持ち帰るのが好きだったことに由来しているのだとか。フィリピンでは持ち帰りは当然のこととして根付いているため、飲食店などでも頼みすぎて余ってしまったご飯を持ち帰ることができる。その場合は、「Can I take a sharon?」と聞いてみよう。持ち帰ったご飯はできるだけ早めに食べることをお勧めする。日本より暑いためか食べ物が痛むのが少し早い気がする。上の例だとSisigやLechon Kawaliなどカリカリに揚がっているものは次の日でも問題ないが、ChopsueyやPalabokは一瞬で異臭を放ち始める。宿泊施設に冷蔵庫などがないことも多いので持ち帰りは計画的に!

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