日本から大学の友達が遊びにきたので、セブ島、ボホール島を観光した。セブ島の中心地であるセブシティはマニラや私が滞在してる村よりも英語が通じるためとても観光しやすかった。日本人から人気なのも納得である。今回は、私がセブシティで訪れた場所について魅力と公共交通機関を使った行き方について紹介する。ジプニーやミニバスを使った観光は少しハードルが高いかもしれないが、タクシーを使うよりも格安なうえにフィリピンの方のホスピタリティを存分に感じることができるため是非挑戦してみてほしい。
サン・ペドロ要塞(Fort San Pedro)
空港があるマクタン島のコンドテル(エアビーみたいなやつ)に宿泊したので、セブシティに行くために最初 Island Central Mactan の前にあるバス停から Park Mall 行きのミニバスに乗った。もちろんフィリピンのバスはバス停でないところからも乗ることができるのだが、バス停に行くと路線に詳しい人が高確率でおり、行き先を伝えれば代わりに止めてくれるので、初めての路線に乗るときはバス停に行くのがお勧めだ。フィリピンのバス停は日本のように目印が立っているわけではないが、googleマップを見ると載っているのでそこに向かおう。また目的地については、直接目的地に行くバスがないときは同じ方向にあるショッピングモールに向かうと良い。ショッピングモールにはたくさんのジプニーやミニバスが集まるターミナルがあり、そこの人に聞けば目的地に行くバスを教えてもらえる。今回も Park Mall など全く知らなかったが googleマップを見るとサンペドロ要塞方面にあったのでとりあえず向かった。ミニバスには運転手と車掌さんがおり車掌さんにどこまで行くかを伝えると運賃を教えてくれる。今回は Island Central Mactan ~ Park Mallで26ペソ(65円くらい)だった。パークモールに着くと、案の定ジプニーやミニバスのターミナルがあったのでそこでサンペドロ要塞行きのミニバスに乗り換えた。車掌さんに行き先を伝えておくとバス停でない場所でも停車して降ろしてくれるので便利である。Park Mall ~ Fort San Pedro の運賃は22ペソ(55円くらい)だった。サン・ペドロ要塞は、スペイン統治時代の要塞で今は要塞跡とその周辺が公園として保存されている。入場料は30ペソ(75円)で要塞の上に登って一周することができる。私が行ったときは大学生がたくさんおり、それぞれが個性的なポーズで自撮りを楽しんでいた。
National Museum of the Philippines – Cebu
サンペドロ要塞の隣にあるのが国立博物館だ。行く予定は全くなかったが建物が立派だったので入ってみた。入場料は無料で、でかい荷物は受付で預けられる。1階は博物館、2階は美術館となっており、無料とは思えないほど充実した展示内容だったので是非行ってみてほしい。博物館は3つのブースがあり1つ目はフィリピンの自然(生態系や鉱石など)について、残りの2つはガレオン貿易の頃から現在までの文化についてだった。美術館は、スペイン植民地時代を描いた絵がたくさん展示されている常設ブースと現代アートが飾られている特設ブースに分かれていた。
マゼランの十字架(Magellan’s Cross)
サンペドロ要塞や博物館から徒歩10分くらいのところにあるのが、マゼランの十字架だ。「セブ 観光」と検索すると必ず出てくるので行ってみた。マゼランが建てた木製の十字架が展示されている。周辺には蝋燭を売っている人がおり、蝋燭を十字架の周りに奉納することができる。
シラオガーデン
インスタグラムではセブと言ったらシラオガーデンらしい、ということで続いてはシラオガーデンに向かった。マゼランの十字架近くのバス停からジプニーでJYスクエアモールに行き、シラオガーデン行きのバスを探したが、どうやらシラオガーデン行きの公共交通機関はないらしい。JYスクエアモールにはたくさんのバイクタクシーがおり観光客にシラオガーデンまで乗っていけと話しかけてくる。バイクタクシーはタクシーに比べて安価だがその分事故などのリスクも高いので注意が必要だ。シラオガーデンへの道のりが長く山道であることを考慮し、今回はタクシーで向かうことにした。シラオガーデンは山奥にあり向こうでタクシーを捕まえることができないので、ドライバーに駐車場で待ってもらう必要がある。今回は、シラオガーデン → Temple of Leah → マクタン島のアウトレットという経路で2000ペソ払った。少し割高な気がするのでもう少し交渉すれば安くなると思う。シラオガーデンはインスタ映えスポットが小さい敷地の中に凝縮されているようなところだった。入場料は70ペソ(180円)。私のように写真のポーズに慣れていない人は、周りのフィリピン人のポーズを真似すると良い。フィリピン人は自撮りが大好きなので自分をカッコよく見せるポーズなどを熟知している。真似すればそれっぽいのが撮れるかも?!
Temple of Leah
シラオガーデンに向かう道の途中にあるお寺。テラスのような場所からセブの街を一望することができる。入場料は3人分➕タクシーの運転手、駐車料金込みで500ペソ。建物の外観は綺麗だったが、中はあまり使われていないようだった。神殿の周りには何体もの像が飾られおり、中には個性的なものも。
トライシクル
セブ島ではあまり見かけなかったが、マクタン島ではトライシクルもよく見かけた。マニラや私の滞在している村の周りとは形が違い、ごつごつした見た目をしていた。もしマクタン島で移動することがあったら利用してみても良いと思う。値段はタクシーよりほんの少し安いくらいである。
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