初の国際学会、会場の規模や研究者の多さに圧倒!!

研究
今回の会場

 10月16日から International Rice Congress という国際学会に出席した。コメがテーマの研究についての国際学会で、私がやっているようなフィールド系の研究から遺伝子系の研究まで様々な分野の研究者が世界中から集まる学会である。私自身、初の国際学会ということもあり参加をとても楽しみにしていた。コメという一つの作物についてだけでも様々な切り口で研究が行われていることを知り、良い経験になった。

身だしなみには気をつけよう

 学会の注意事項としてキチッとした格好で参加するようにとあることに参加2日前に気づいたが、4ヶ月前、フィリピンへの準備をする際にそこまでケアできるわけもなくスーツなどは持ってきていなかった。考えた結果、ポロシャツと長ズボンなら許されるのではないかと思い荷造りをしてマニラに向かったが、マニラに着いて自分がサンダルを履いてきてしまったことに気づいた。服のことばかり考えていて靴のことは意識から外れていたのだ。仕方がないので、当日はサンダルで会場に行って見ると案の定サンダルを注意され会場に入れなかった。流石、国際学会である。学会の会場は、Philippine international convention center という場所だったが、調べてみると隣にショッピングモールがあったのでそこまで買いに行くことにした。このショッピングモール、地図で見るとすぐ隣だが2km以上離れており歩いていくとそこそこ時間がかかる上に、4つの建物から構成されためちゃくちゃでかい施設で靴屋を探すのに非常に苦労した。そうこうしているうちに2時間くらい経過し、楽しみにしていた学会の初日の午前中のセッションを全てブッチしてしまった。情けない限りである。特に大きい学会では格式の高い会場で開かれることも多く、服装の規定などがある場合も多いみたいなので次からは気をつけたい。

今回お世話になった SM Mall of Asia

国際学会で発表!

 私は今回ポスター発表での参加だったが、ポスター発表のセッションがご飯の時間や講演と講演の間などに設定されており、なかなか自分の研究を聞いてもらうことが難しかった。毎ポスターセッションで、一番にご飯を終え常に自分のポスターの前で待機している猛者もいたが、私は全セッションの半分くらいしかポスターの前に立てなかった。それでも15人くらいには自分の研究を説明することが出来た。しかし、特に外国人相手だと相手に理解してもらえている手応えがあんまりなかった。自分の英語力の低さも課題だが、ポスター作成で満足せず説明の準備もしておけばよかったと反省した。また、ポスター発表や口頭発表の場で同じような研究分野の日本人学生と知り合うことができた。修士まではあまり学会に参加しておらず、同分野の学生と知り合うことはほぼなかったため良い機会だった。他の大学の学生が自分の研究について堂々と英語で発表している姿を見ると、自分も頑張らないとなと良い刺激になった。11月も国際学会で発表する機会があり、次は口頭発表に挑戦する。英語の発音など課題は多いが、しっかり準備して乗り切りたい。また今回の学会では日本人学生としか知り合えなかったが、次の学会は少しローカルな学会で日本人はほぼいないと思うので積極的に外国人学生に話しかけていきたい。

key noteの講演会場
企業ブース

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました