12月に入れば少しは涼しくなるかなと期待していたのだが、まだまだ灼熱の暑さが続いている。こちらに来てから4ヶ月が経つが、季節感がないせいかそんなに経った感覚はなくこのまま気づいたら3年経っていそうである。フィリピンでは観光ビザで長期滞在する場合、定期的に移民局でビザを更新する必要がある。今回はこのビザ更新について具体的なやり方について説明する。
ビザの更新は近くの移民局へ
基本的に観光ビザは移民局で更新することができる。移民局は、マニラの本局以外に地方の分局でも更新することができるので、Google Mapなどで自分の住んでいる場所に一番近い移民局の事務所を探し行くことをお勧めする。ただ注意したいのは、地方の移民局の場合更新できる期間が本局と異なる場合があることだ。本局では更新期間を1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月から選ぶことができるが、例えば私が使っているAngelesの移民局では6ヶ月の更新をすることができない。そのため、6ヶ月更新の方が便利な場合はマニラで更新した方が良い。また、マニラで6ヶ月更新をする場合はオーバーステイに注意しよう。ビザ更新時にオーバーステイしているとマニラでも6ヶ月更新できなくなる。私はもともとこちらに来る直前に、マニラで6ヶ月更新をする予定だったが、パスポートに貼ってあるビザの有効期限と実際の有効期限が異なりビザ有効期限内に手続きできなかったため2ヶ月しか延長することができなかった。事前に日本で観光ビザを取得した場合、このようにパスポートに貼ってあるビザの有効期限と実際の有効期限が異なることがあるため、自分がビザを申請した日やビザを受け取った日はしっかりと覚えておいた方が良い。
ビザ更新の流れ
ビザ更新は、観光ビザを取得している場合であれば前回の取得または更新時に提示された期限までに、取得していない場合はフィリピン入国から30日以内に最寄りの移民局で更新することができる。期限が過ぎている場合、過ぎている日数分の罰金を払うことになる。移民局はショッピングモールの中にあることが多く、どこにあるかわからない場合はさっさと案内係にどこにあるかを聞いた方が良い。私が使っているAngelesの移民局はスーパーの中にあり、最初見つけるまでにとても苦労したのでさっさと案内係に聞けばよかったと後悔した。移民局に着いたら最初の受付で「Extention」と言い書類をもらおう。書類を埋め、次の受付に提出すると確認後、金額を教えてもらえる。その後次の受付で清算すると番号札をもらえるので、2時間ほど待った後、最後の受付に番号札を提出すれば更新されたビザと交換してもらえる。マニラの本局で更新する場合は、ボールペンを持っていかないと局内にいる怪しげなおばさんからボールペンを買わされることになるので自分のものを持って行った方が良い。またマニラの本局は建物内に入るためにエントランスで身分証確認があり、2時間の待ち時間の際に外に出ると受け取りで帰ってきた時にパスポートなどを提出しているため身分証がなくめんどくさいことになる。私の時は、日本の大学の学生証を見せてみると納得して通してくれた。これに関しては、最初の更新の時にARCカードを作ってしまえば問題ないが最初の更新の時は注意しよう。
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