フィリピンの田舎で家を賃貸するには…

生活
今回の家

 2023年の3月から6月まで日本に一時帰国しており、ブログの更新が途絶えていましたが今年も引き続き更新していくのでよろしくお願いします。フィリピンに到着し、去年ホームステイさせてもらっていた家に行ってみると門前払いされてしまった。この家は2世帯住宅だったのだが、家族間で大喧嘩しているらしく私を住まわせている場合ではないということだった。仕方がないので新しい家を探すことになったが、想像以上に苦戦したので今回はフィリピンの田舎で賃貸を探すコツを紹介する。

まずは、Barangay Hall に行ってみよう

 Barangayとは、フィリピンにおける最小の地方自治単位でありMunicipality(市)を構成している。日本でいうところの村や集落などに近いイメージである。Barangay HallとはBarangayにおける役所のようなもので、CaptainやSecretaryなどの役職を持っている人が常駐している。また人々の集会場のような役割も果たしており、おしゃべりをしたり映画を観にくる人などもいる。まずはここにいる人たちに賃貸がないかを聞いてみよう。私のときは、親切な方ばかりで知り合いに電話するなどして情報を集めてくれた。しかし、結局見つからなかった。おそらく田舎の方だと賃貸の需要がほぼ0であるためそもそもそういった物件が少ないのだと思う。次に、警察署やMunicipal Hall(市役所)などでも同じように情報を集めたが、結局この日は見つからなかった。

賃貸を探してくれでは物件は見つからない

 前述したがフィリピンの田舎では賃貸という概念がない。そこで次の日は、空き家や売り出し中の物件に注目することにした。去年半年生活してみて、空き家や売り出し中の物件が多くあることは知っていた。Municipal Hallに行き、知り合いの職員にここら辺で売り出し中の物件を持っている知人はいないかと聞いてみると、すんなり紹介してもらうことができた。オーナーに会い、一年間間借りさせてもらえないかと交渉するとOKだった。聞いてみると、ここ5年くらい売りに出している物件だそうで住んでくれるなら大歓迎なのだとか。家賃は月5000ペソ(水道代、電気代込み)だった。キッチン付きで部屋二つ、シャワー、トイレ別と1人で住むには広すぎる家だが、大家さんも親切そうな方でひとまず安心した。これはフィリピン以外の国でも通用しそうだが、田舎で家を借りるときは直接賃貸を探すのではなく、空き家や売り出し物件のオーナーに会って交渉するのが良さそうだ。

みんなで大掃除
自分の部屋

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